活躍を期待する選手紹介

【バレーボール】石塚 愛理(いしづか あいり)さん、髙橋 未知(たかはし みちる)さん、伊澤 慧夢(いざわ えむ)

【プロフィール】

【プロフィール】石塚 愛理(いしづか あいり)写真左
2004年8月15日、宇都宮市生まれ
宇都宮市立西が岡小―同市立宝木中―宇都宮文星女子高
ポジションはミドルブロッカー、身長170㎝
好きなバレーボール選手は荒木絵里香選手
好きな食べ物はイチゴ、パイナップル、卵料理

髙橋 未知(たかはし みちる)写真中央
2004年10月14日、東京都生まれ
熊本県大津町立大津小―宇都宮市立陽南中―宇都宮文星女子高
ポジションはセッター、身長171㎝
好きなバレーボール選手は宮下遥選手
好きな食べ物は和菓子(特に団子)

伊澤 慧夢(いざわ えむ)写真右
2004年10月16日、宇都宮市生まれ
宇都宮市立横川西小―同市立陽南中―宇都宮文星女子高
ポジションはオポジット、身長168㎝
好きなバレーボール選手は長岡望悠選手、西田有志選手
好きな食べ物はうどん、肉じゃが


【実績】

2021年 栃木県高校総合体育大会準優勝
      全国高校総合体育大会(インターハイ)栃木県予選準優勝
      全日本バレーボール高校選手権大会(春高バレー)栃木県予選準優勝


気持ち一つにボールをつなぐ

 11月下旬、秋の深まりとともに日没も早くなり、午後5時を過ぎると暗闇に包まれます。照明で明るく照らされた宇都宮文星女子高の体育館には、バレーボール部員の掛け声や、ボールを力強くスパイクする音が絶え間なく響き渡ります。バレーボール部の2年、石塚 愛理さん(17)、髙橋 未知さん(17)、伊澤 慧夢さん(17)の3人はいずれも中学時代から栃木県の選抜メンバーに選ばれ、来年の「いちご一会とちぎ国体」でも主力選手として活躍が期待されます。同校は旧校名の宇都宮女子商業高時代はインターハイ優勝や、春高バレー準優勝の実績を誇る強豪でしたが、近年はライバル校の前に全国出場を阻まれ続けています。同校を選んだ理由について、「中学時代に練習を見学して、先輩方が楽しそうにやっているのが印象的だったので」と話す伊澤さん。髙橋さんは「大会でも笑顔を絶やさずにプレーしていた」。石塚さんも「明るいイメージに好感を持っていました」とチームの雰囲気の良さを挙げます。笑顔が印象的な3人ですが、その一方で「悲願の春高バレー出場」に向け、日々、練習を続けています。


高い打点から鋭いスパイクを放つ石塚さん


チームワーク、仲間の大切さ実感

 3人の中で最も早くバレーボール始めたのは石塚さんで、幼稚園の年中の時でした。当時、小学生だった姉2人がバレーボールをやっていたことに加え、母親がそのチームの監督をしていたことから、一緒にボールに触れていたそうです。髙橋さんも姉の影響で、伊澤さんは母親がバレーボールをやっていたことから小学3年から競技を始めました。髙橋さん、伊澤さんの2人と、石塚さんは別の中学校でしたが、お互いに県選抜メンバーだったこともあり、気になる存在だったようです。
団体スポーツなので、3人ともプレーを通じ常に、チームワークの大切さを実感しています。「一人一人の気持ちが一緒じゃないとボールもつながらない」と石塚さん。髙橋さんは「一つのボールに対し、全員が諦めない姿勢で拾い続ける」と語ります。また伊澤さんは「気持ちを強く持って、楽しくプレーすることで、自然といいプレーも発揮できると思います」とメンタルが与える影響を指摘します。


ウォーミングアップをする髙橋さん


 これまでで印象に残っている大会、試合を聞いたところ、髙橋さんは決勝で国学院栃木高にセットカウント1―3で敗れた11月の春高バレー県予選を挙げました。髙橋さんは「決勝まで進んだのは自分たちの代では初めてでした。負けて悔しかったけれど、自分たちのやりたいバレーはできました。来年はもっと頑張りたいです」と雪辱を誓います。石塚さんは中学3年の時に初めて栃木県選抜に選ばれ、大阪で行われたJOCの全国大会に出場したことだそうです。「大会では決勝トーナメントの初戦で強豪の東京に負けてしまいました。選抜チームでは初対面の人と4カ月間一緒に練習し、仲間の大切さを改めて実感しました」と振り返ります。伊澤さんもやはり中学3年の時で、県大会の準々決勝で今まで勝てなかった相手に勝利し、その勢いで決勝まで進み、関東大会の切符を手にしたことだそうです。伊澤さんは「自分たちの目指すバレーができて、しっかり勝つこともできたので強く印象に残っています」と力強く語ります。


地元国体での活躍誓う

 3人の活躍が期待される「とちぎ国体」まで1年を切りました。「地元開催なので一つでも多く勝ちたい」と闘志を燃やす伊澤さん。髙橋さんは「中学時代にお世話になった先生や、周囲の支えてくれる人たちにも感動を与えられるようなプレーを見せたい」と声を弾ませます。伊澤さんは「県内の他の高校の選手と一緒に戦うことができるのも、なかなかない機会なので楽しみです」と笑顔を見せます。
 高校入学以来、3人を指導するバレーボール部の大倉 修監督(48)は、それぞれの長所についてこう語ります。「高橋はセッターとしては身長が高い。内に秘めた闘志や、向上心があふれているところもいいところです。
 石塚は運動能力が高く、これからも伸び続けてくれると思います。
 伊澤はうち一番のポイントゲッター。さらに成長し、絶対的なエースになってほしいですね」
 伸び盛りの3人にこれからの目標を尋ねました。石塚さんは「文星の持ち味は速攻バレー。これからの大会は全部勝つくらいの気持ちで臨みたいです」と力を込めます。「この先は高校バレーでは最後の1年。最後は絶対に春高バレーに出場したい」と高橋さん。伊澤さんも「今年の春高県予選の決勝で負けた悔しさを忘れず、日々の練習を頑張ります」ときっぱり。目標に向かい、しっかりと、着実に進み続けます。


諦めずにボールを追いかける石塚さん(写真左)と伊澤さん(写真中央)


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